ゆうたクラブ日記

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じん(自然の敵P)さんの新プロジェクトを勝手に想像してみた。

Pixivより

じん(自然の敵P)さんの新プロジェクトを勝手に想像してみた。
by
柚子瀬月歌@與花を公式にし隊

カゲロウデイズ奪還から5年
みんなは元の世界に戻ってきたが、カゲロウデイズの時のことはカゲロウデイズの原因のマリー以外誰も覚えていない
蛇の力はカゲロウデイズを終わらせたときに使って、マリーの目を合わせるメドゥーサ特有の能力以外はカゲロウデイズとともに消えた
カゲロウデイズの向こう側にいた行方不明になっていた人はみんな戻ってきた
元の世界はシンタローが死んだ時期からとさせていただきます
メカクシ団は3人が死んでからできたものなので、現実世界には存在しない=カノキドセトは他人。もちろん、アヤノも
アヤノとシンタローとか貴音と遥などのつながりは現実世界のものなのでそのまま


如月伸太郎(シンタロー)

大学に入らずに研究者に誘われてなった
天才ゆえに将来有望な科学者だと期待されている
メドゥーサのことなどについて研究している
成績は優秀
だが、生意気で冷たいところは変わらない
相変わらずのツンデレ君
ヒキニートではないが、ニジオタコミュ障(前よりよくなった)はひどい
人と話すのが嫌で、もっぱら研究してるように見えるが実は他のこと考えてたりする
カゲロウデイズのことが思い出せなくて必死に思い出そうとしている
研究で手がかりを探そうとしている
大学に通ってるアヤノにたまに弁当を作って持ってきてもらう(別に付き合ってるわけではない)

小桜茉莉(マリー)

カゲロウデイズのことをすべて覚えてる唯一の人物
アザミさんとシオンさんをカゲロウデイズの中で失い、町はずれの森の中で1人で暮らしてた(想像フォレストの振出しに戻る)
カゲロウデイズ内でセトに恋をした
なので、セトを探しに森から出ることを決意した
しかし、行方が分からないので迷子
コミュ障なので人に道聞けない

今回はシンタローとマリーを中心に物語を進めていこうと思います

カゲロウデイズに出てこなかったキャラも出す予定
1人は嫌だ

つらくて悲しいから

そんな1人の私に手を差し伸べてくれた君はどこに行ったの?

一人ぼっちが集まった秘密基地はもうないの?

あそこが私の居場所だったのに

みんなで手を取り合った日々は消えてしまったの?

秘密基地の思い出は炎天下のカゲロウとともに消えてしまった

そしてみんなも・・・嫌だ、そんなこと!

また私は一人に戻るの?

せめて、外の世界を私に教えてくれた君だけでも会いたい

だから、私はこの森を飛び出すよ

前は君が私を連れ出してくれたから、今回は私が君を探すために1人で出ていくよ

「セト、今から会いに行くからね」
「あっぢぃ~」

「如月君、提出する資料で仰がないでください」

「だって、暑いんですもん。これ、死ぬよ。熱中症なる」

昨日も今日も晴天で入道雲を研究室から見ていた

怠いぐらいの晴天だ

徐に目を閉じて思い出そうとする

相変わらず夏は暑い

そんな夏を何回も繰り返した気がするがもう覚えていない

これが大人になったということだろうか?

けれど、「それ」は簡単に思い出せやしないようで

「伸太郎君!」

「おぅ、飯飯♪」

「文乃さん、今日もお疲れ様です」

ごはんはよく文乃が持ってきてくれる

よく彼女ではないかと聞かれるが、決してそんなことはない

友達も少ないのに彼女とかねぇわ

「いつもありがとうございます。こんなおいしい料理」

「いえ、こちらこそ父と母と伸太郎君がお世話になっております」

そう、この研究には文乃の父と母がかかわっている

だから弁当持ってきてるわけで別に俺関係ねぇし

愛妻弁当ですね、如月君」

月詠さんはいつもそれ言いますよね」

「だってほら、仲いいし」

「如月に娘はやらん」

「お父さん!」

「如月君大変ですね。あのお父さんを納得させないと結婚できないですよ?」

こいつ、先輩だからって調子乗りやがって

「別にそんなんじゃねぇし」

「冷たいですね、如月君は」

月詠さんと取り合ってるとめんどくさいんですよ」

「何がどうとあれ娘はやらん」

「いいですよ別に、そんなんじゃないんですから」

「娘好きが安定してますね先生」

基本的に研究室のノリはこんな感じだ

正直、文乃の親と月詠さん以外はコミュ障発動で全然話せていないが

どうせ毎日こんなんだ

それがずっと続くと思ってた

ずっと、ずっと平凡なままでこのままで

あの夏の日のことを思い出せずに・・・
「また、出してるんですか」

「仕方ないですよ、ここが俺の住まいなんですから」

夜になるとみんな帰っていくが、俺はそういうわけにはいかない

俺は実はここで寝泊まりをしている

科学者というものは大変なもので、成果を上げないとなかなか給料が入ってこないもんで、今は親の仕送りで何とか毎日をこの研究室で過ごしてる

妹にも仕送りをされそうになったが、妹に仕送りをしてもらう兄を想像しただけでダメ人間すぎて拒否した

それでなくても、夜になるとディスクにフィギアや漫画を置き始めるニジオタ全開なイタいやつなのに

ちなみに妹は馬鹿すぎて大学進学は途中であきらめ、中学からやってきたアイドルの道を進むことになった

巷でもかなり話題だし、かなり頑張ってると思う

「さて、研究してる人の邪魔にならないように曲作りを」

といっても、月詠さんが帰ってから誰もいなかった

正直、誰もいない日は研究室が怖くて仕方ない

学校の理科室が怖いのと同じだ

曲を作るとき、誰かがいると邪魔だと思うが、誰もいないと逆に心細い

「大丈夫だ、歌ってくれる俺の嫁がいる。1人じゃない」

これが23歳天才科学者と呼ばれるやつの実態だ

「足りない、何かが足りない」

曲はよくできるのに作ってる時に何かが足りないような感じがする

昔はもっと作るのが遅くて、できてもすぐ誰かに消されて

そう、俺の日常には何かが足りない

何かが足りない・・・・