ゆうたクラブ日記

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とけるまでの1週間


第1部


遠い昔のこと。

ある小さな森の中に男の子と女の子が住んでいました。2人は仲良しで、毎日2人で遊んでいました。お絵描きをしたり、しりとりをしたり…。その日も2人はおいかけっこをして遊んでいました。だんだん、だんだん森の奥に入っていきました。

森の中で2人は1つのお家を見つけました。男の子のでも、女の子のでも無い小さな古い家です。2人はお家の中に入ってみました。暖炉には大きな釜があり、少し不気味で、外見こそ違いますが、まるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家です。

しばらくすると男の子は怖くなってきました。魔女が住んでたら、魔女が帰ってきたらどうしよう。と、思ったのです。男の子は外に出ようと女の子の腕を掴みました。男の子は腕を掴んだまま走り出しました。すると男の子の腕はテーブルの上のツボに当たりました。

ツボはクルクルと回り、床に落ちて割れてしまいました。丁度家に帰ってきた魔女は割れたツボを見て凄く起こりました。

ーー起こった魔女は男の子に魔法をかけました。