真・闇夜に咲く花#C
第C話【取り付き】
技が出せない。どうする。
「なんだ。お前ビビってんのか。」タイヤンがつつく。
「ビビってなんかいねー。ダイオキシンが大量発生するのを防ぎたいだけだ。」そう、それだけだ。
その瞬間だった。体がふわりと浮いて、タイヤンの中に吸い込まれた。
「「どうだ。倒せんだろ。」」
もう、ダメだ。これが取り付きか。取り付くじゃね?何て考えていたら、俺の頭に衝撃が加わった。
二人のキックだ。
その瞬間俺の体は再びふわりと浮いてもとの場所に立っていた。そして暗黒タイヤンは消えていた。
「ありがとう。」そう二人に言うと、何時もの焼肉屋に向かった。
続く?
to be continued…