闇夜に咲く花 16
16:明日の為に
4/18私達は変身して車に乗り込んだ。何処に向かうか?そんな事は決まっている。“国会”いや、敵のアジトだ。私達の持っている情報だと敵は国会にいる。「その情報あってんのか」ブルーの声がする。彼はホステスをしていて、本名は「小嵐勇吾」という。今日はバットフォンで烈斗に呼ばれ抜けて来たらしい。「あぁ、情報は正確だ」
「またあれか。情報“は”か」
「烈斗早めに終わらしてよね。この全身タイツ、女子には抵抗あるんだから」
「あぁ、わかってる」
「烈斗さん作戦は?」
ここまで来ているのに作戦が決まっていなかったのだ。
「作戦は無い!」
「「「はあ?」」」